シェアハウスの光熱費の支払いやかかり費用の目安などをチェック

シェアハウスでは食費や通信費などは自分持ちとなりますが、家賃と光熱費は毎月の固定費として支払わなければなりません。

ここでは、一般的にお得と言われるシェアハウスの光熱費について、一人暮らしの場合との比較も踏まえながら紹介していきます。

シェアハウスの光熱費支払いはどうなっている?

シェアハウスの光熱費支払いについて、一般的なケースをいくつか挙げて解説します。

シェアハウスの光熱費は定額が多い

シェアハウスでは建物全体で月々の電気・ガス・水道料金を管理しているケースが多いため、居住者の負担額も定額制としているところが多いです。

「光熱費」のほかに「共益費」という名目で請求される物件もあり、シェアハウスを紹介している不動産サイトなどで金額が提示されている場合、入居前に確認することもできます。

一人暮らしでは使ったぶんだけかかるのが一般的ですが、シェアハウスではその限りではなく一人暮らしよりも光熱費を抑えやすくなっています。

一人暮らしよりも光熱費がかかりにくい

賃貸物件では部屋の数に応じてエアコンや暖房設備が用意され、それぞれに料金がかかります。家族の人数が多いほど光熱費がかさむのがシェアハウスとの大きな違いになります。

シェアハウスではリビング・キッチン・バス・トイレなど共用スペースが多く、みんなで同じスペースを使います。そのため、実質の光熱費は自室のみとなり、圧倒的に光熱費の負担割合が少なくなります。

一人暮らしする場合にかかる光熱費との比較

一人暮らしとシェアハウスそれぞれの光熱費の目安をチェックしていきましょう。

一人暮らしの光熱費

一人暮らしにかかる光熱費は、以下のような内訳となります。

 水道代:2,200円~
 電気代:4,900円~
 ガス代:3,000円~
 その他:数百円~数万円

水道代は安いところで2,000円台から、たくさん使うと5,000円以上になります。電気代は大手の電力会社と契約した場合、5,000円程度が相場となります。

ガス代は都市ガス・プロパンガスのどちらを選ぶかによって変動しますが、安いところでは5,000円を下回ります。ただし電気をたくさん使う夏場や冬場は、相場の数倍程度の料金が請求される可能性も。

その他に含まれるものとして、灯油代などがあります。こちらもリットル当たりの料金が加算されるので、寒冷地に住んでいる方は数万円程度の出費を見込む必要があるでしょう。

シェアハウスの光熱費

シェアハウスの光熱費は、以下のような目安となっています。

 共益費(光熱費込み):8,000円~15,000円
 光熱費のみの場合  :5,000円~10,000円以下

シェアハウスには、複数人で寝室を共有する「ドミトリー」や他者との相部屋になる「シェアルーム」のほか、「シングル」と呼ばれる個室タイプがあります。

これらのうちもっとも光熱費がかかるものがシングルになり、15,000円程度が光熱費を含んだ共益費の相場となっています。平均すると10,000円程度が目安になりますが、物件によって金額が異なるため事前に確認してください。

また、光熱費と共益費が別に請求されるシェアハウスでは、5,000円から10,000円程度が相場となっています。

光熱費も含まれることのある共益費とは何か?

上記で紹介した共益費とは、以下の費用を含んだトータルの料金を指します。

 管理費
 光熱費
 通信費
 日用品・消耗品の代金
 清掃用品の代金
 キッチンの調味料などの代金
 備品代金

物件の管理費、その他維持に関わるものをすべて総合したものが共益費と呼ばれます。キッチンにある食器が割れたときの買い替えや家電の修理代金なども、積み立てられた共益費から捻出することになっています。

光熱費込のシェアハウスを選ぶと楽でお得

光熱費が含まれているシェアハウスはなぜお得なのでしょうか?

共有部の光熱費がシェアできる

一人暮らしをする場合、玄関から寝室・浴室まですべての場所にかかる電気・水道・ガス料金が自分持ちとなります。加えてマンションやアパートのセキュリティ、エレベーターの保守管理費なども共益費として加算されるため、あまりお得感が感じられません。

インターネット無料のマンションやアパート以外では、光熱費に加えて通信費も自分で支払わなければならないため、スマートフォンの料金に固定回線を加える必要も出てきます。

一方、シェアハウスでは共有部の光熱費は居住者で折半となり、水道やガスの費用が個別に請求されることはなく、すべてを含んで10,000円や15,000円としてカウントされます。

エアコンやストーブを使っていても、常に固定料金で支払えば良いのでお得ですし、費用を大幅に節約することが可能です。

物件の保守や管理費用も含まれている

一人暮らしをしていると消耗品や日用品にも細々とお金がかかりますが、共益費としてトータルで請求されるシェアハウスでは積み立てをした中から物品を購入・補充します。

物件のセキュリティや修繕も積立金から支払われるので、一人暮らしのように責任を負う必要がなく安心して過ごすことができますね。

光熱費と共益費の違いをチェック

シェアハウスによって光熱費の請求方法や相場は異なりますが、一人暮らしよりも節約効果が高いため、賃貸物件に住むよりもお得になります。

日用品や光熱費がまとめて共益費に含まれているシェアハウスでは、節約効果が高く1年間で20万円以上がお得になる場合も。

一人暮らしの寂しさや不安感が少なく、費用対効果の面からみてもお得度の高いシェアハウスに住んでみませんか?

シェアハウスってイイね!thumb_up

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