大型シェアハウスはどんな人に向いている?メリット・デメリットまとめ

近年人気の高いシェアハウスという居住形態ですが、実はシェアハウスにもいくつか種類があります。

そこで今回は、シェアハウスの一種「大型シェアハウス」の特徴やメリットとデメリットを紹介します。

シェアハウスへの入居を考えている方は、ぜひ本記事をシェアハウス選びの参考にお役立てください。

大型シェアハウスとは

大型シェアハウスとは、居住人数が多く、リビングなどの共有スペースが広いシェアハウスのことです。

具体的に入居者何人からが大型シェアハウスになるのかという細かな定義は決まっていませんが、20人以上入居可能な場合は大型シェアハウスと呼ばれることが多いです。

中には100人規模で入居しているという特に規模が大きなものもあります。

大型シェアハウスのメリット

一般的なシェアハウスよりも入居人数の多い大型シェアハウスならではのメリットを紹介します。

メリット①設備全体が広く豪華

大型シェアハウスは、ただ入居可能な個室の数が多いだけではありません。

大人数での入居を想定しているため、リビングやキッチンといった共有スペースが広いという特徴があります。

そのため、一人で過ごしたいときは個室で、広々としたスペースでゆったりと過ごしたい場合はリビングに行く、というように気分によって過ごし方を変えることができます。

また、大型シェアハウスの中には、シアタールームやジム、ビリヤード台などの豪華な設備が備え付けられていることも。

一般的な規模のシェアハウスや、賃貸マンションでの生活では使えないような設備を日常的に使うことができるのは大きなメリットです。

メリット②清掃業者が入っていることが多い

一般的なシェアハウスでは、共有スペースの清掃は入居者による当番制になっていることが多いです。

しかし、大型シェアハウスは建物全体が広く、豪華な設備もあるため、専門の清掃業者と契約している場合が多いです。

そのため、負担になりがちな掃除当番の仕事の必要がなく、プロによる清掃の行き届いたきれいな設備を使うことができます。

メリット③交友関係が広がる

大型シェアハウスでは、数十人規模の住人と一緒に生活を送るため、自然と多種多様な人との交流が生まれます。

また、人数が多いため、人と関わる頻度も高くなるでしょう。

今まで関わりのなかった業界で働いている人や、新しい価値観を教えてくれる人など、さまざまな人との出会いがあるため、日々楽しくコミュニケーションをとりながら生活することができます。

大型シェアハウスのデメリット

メリットの多い大型シェアハウスですが、大人数ならではのデメリットもあります。

メリットとデメリットをよく比較したうえで、入居するかどうか検討しましょう。

デメリット①家賃が高い

大型シェアハウスのデメリットは、一般的なシェアハウスよりも家賃がやや高いことです。

通常、ルームシェアやシェアハウスでは入居人数が多ければ、そのぶん家賃を割る人数も多くなるので一人あたりの負担は低くなりますよね。

しかし、大型シェアハウスの場合は広いリビングやルームシアターなど、一般的なシェアハウスにはない設備があるため、設備費用がかかります。

また、清掃業者を入れている場合は清掃費用もかかるため、家賃が高くなる傾向があります。

目安として、大型シェアハウスの家賃は一般的なシェアハウスよりも1万円前後高くなるということは覚えておきましょう。

デメリット②設備を自由に使えないことがある

大型シェアハウスは、豪華な設備が特徴ですが、それでも場合によっては他の人が先に使っているため自分が好きなタイミングで設備を使えないということがあり得ます。

ルームシアターやビリヤード台など、娯楽関係の設備であれば先客がいてもある程度割り切ることはできますが、問題は日常的に使う設備です。

シャワーやキッチン、洗濯機など、あまり後回しにしたくない設備も、先客で埋まってしまってなかなか使えないということがあります。

利用時間を決める、予約制にするなどシェアハウス内でルールを決めることである程度緩和することはできますが、いつでも好きなときに使いたいという人にとってはストレスの原因になりやすいでしょう。

デメリット③人間関係を意識する必要がある

大型シェアハウスの“交友関係が広がる”というメリットは、コミュニケーションが苦手な人やできるだけ一人でいたいという人にとってはそのままデメリットになってしまいます。

とはいえ、大人数だからこそ、入居者全員と円滑にコミュニケーションをとる必要はないという考え方もできます。

たとえば5人程度の小規模のシェアハウスであれば、日々の生活に支障をきたさないためにも全員の顔と名前を覚えて円滑なコミュニケーションを心がける必要があります。

しかし、30人程度の大型シェアハウスであれば、30人の中には気の合う人もいればあまり合わないという人もいますし、全員としっかりとコミュニケーションをとらずともある程度生活を送ることはできます。

“たくさんの人と生活する”ということ自体がデメリットとなるか、“全員と毎日顔を合わせる必要はない”と割り切るかで捉え方も変わります。

大型シェアハウスに向いているのはどんな人?

ここまで紹介した特徴をまとめると、大型シェアハウスは以下の項目に当てはまる人におすすめです。

大型シェアハウスに向いている人

・豪華な設備を日常的に使える生活に憧れている

・一人よりも誰かと一緒にいるほうが好き

・交友関係を広げたい

・家賃は多少高くても問題ない

大型シェアハウスの何よりの特徴は、豪華な設備が用意されている点と、さまざまな人と交流できる点です。

多種多様な人と出会えるため、家族や会社や学校以外の人間関係を作りたい人や、家に帰っても誰かのいる生活を送りたい人に特におすすめです。

設備費用や清掃費用がかかるため、一般的なシェアハウスと比べると家賃は1万円前後高くなります。

多少お金がかかっても楽しい毎日を送りたいという方は大型シェアハウスを検討してみましょう。

20人~100人程度の大人数が特徴的な大型シェアハウスは、交友関係を広げたい人におすすめ

以上、大型シェアハウスの特徴やメリットとデメリットを紹介しました。

少ないところで20人程度から、多いところでは100人程度で生活している大型シェアハウスの魅力がご理解いただけたでしょうか?

大型シェアハウスは、広々としたリビングや各屋内施設など、通常のシェアハウスにはない設備が特徴です。

また、数十人~100人の入居者と日々の生活を送るため、普通に生活していては得られないような楽しい経験ができます。

本記事を読んで大型シェアハウスに興味が出てきた方は、ぜひ入居をご検討ください。

ディスクリプション:数十人~100人で入居する「大型シェアハウス」の特徴とは?一般的なシェアハウスや賃貸マンションの生活にはない、大型シェアハウスならではのメリットとデメリットを紹介します。

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