シェアハウスの一般的なルールとトラブル防止のために決めておきたいことを解説

共有スペースに関するルール

共有スペースには私物を出しっぱなしにしない、通行の妨げにならないようにするなどの配慮が必要です。また、ゴミや物を放置したり散らかしっぱなしにしたりするのもNGです。

万が一共有スペースを汚したときはきちんと清掃し、破損や故障を起こしたときはすぐに管理会社に報告しなければなりません。

音に関するルール

複数人が暮らしているシェアハウスでは、共有部、個室、室内外すべての場所で騒音を出さないように心がける必要があります。

ハウス内の住人と食事やパーティを楽しんでいるときはもちろん、一人で個室にいるときも周りの部屋に迷惑がかからないように注意が必要です。

清掃に関するルール

掃除・ゴミ出し・洗い物のルールは、それぞれの物件の決まりに応じて行います。定期的に清掃会社が入る物件も増えてきていますが、汚した場所は自分できれいに清掃するのがシェアハウスのルールとなっています。

トイレの使用後は汚したままにせず、臭いのケアも十分に行いましょう。浴室に髪の毛が落ちたときはそれぞれがきれいに取り除き、元の状態を維持するようにします。

時間に関するルール

シェアハウスごとに細かい違いはありますが、朝帰りNG・夜11時以降のリビングでのTV視聴は音を消して行うといった時間による縛りが設けられている物件もあります。

特に共有部の使用については騒音や周囲への迷惑につながる可能性があるため、使用時間が厳しく決められています。

トラブル防止のために決めておきたいルール

トラブルを未然に防止するために、あらかじめ決めておきたいルールを解説します。

設備の使用に関するルール

シェアハウスでは、テレビや洗濯機、コーヒーメーカーなどさまざまな設備を整えているところがあります。そうした設備については、使用上の注意を守り正しく使わなければなりません。

万が一設備を汚したり壊したりしたときは、可能な範囲で清掃を行いすぐに管理会社に連絡を行ってください。

居住者同士のルール

個室つきのシェアハウスでは、音を立てて他の人の眠りや休息を妨げないように配慮する必要があります。また、人に親しくしすぎないことやプライバシーを侵害しないといった基本的な部分でもルールを設けなければなりません。

ルール違反を目撃した、または居住者同士のトラブルに巻き込まれたときは管理会社に連絡を。自分で対処しようとするとさらなるトラブルに発展するおそれもあるため、連絡に関するルールも守るようにしましょう。

私物に関するルール

私物は基本的に個室に保管し、他者に貸し出したりしないように注意しましょう。貴重品は特に厳重に保管し、ロッカーに入れるときはロッカーキーを失くさないように注意が必要です。

個人情報を管理する意味でも、スマートフォンをリビングに出しっぱなしにしたり、共有スペースに放置したりしないように管理を行ってください。

冷蔵庫に買ってきた食べものを保管しておく場合は、名前を書くか袋に入れてわかりやすく保存をしておくと安心です。

その他のルール

許可なく第三者を自分の個室に住まわせる行為は規則違反となります。また、大勢の友人を招くとさまざまなトラブルにつながるおそれがあるため、シェアハウスごとのルールに準じてください。

家族や友達の宿泊が可能なハウスもありますが、ハウス側に許可をとっておく必要があるほか、共有スペースを使える時間帯が限られている場合があります(居住者以外の人を招く際には、居住者への周知が必要になります)。

シェアハウスでペットと一緒に暮らす場合、ペット可能な物件に限られます。ペットOKの物件では、掃除やペットの脱走防止など通常のルールよりもさらに規則が多くなりますので、あらかじめ確認を行ってください。

ペットは犬猫のみ・去勢や不妊手術をしたペットのみOKなどと限定されている場合もあるため、規則を満たしたうえで入居を検討しましょう。

トラブルを予防するためのルール

家族以外の他者と共同生活をするシェアハウスでは、トラブルを予防するために多くのルールが定められています。

自分だけではなく他の人も快適に過ごせるように配慮しなければなりませんが、みんなでルールを守っていくことで安心・安全に暮らすことができます。

シェアハウスってイイね!thumb_up

そう思っていただける場所がここにあります