入居前におさえてきたいシェアハウスの洗濯に関する特徴

シェアハウスでの洗濯は、複数の赤の他人と生活することから、家族との生活や、一人暮らしとは勝手が違います。
シェアハウスにおける洗濯のルールや注意点などは実際にシェアハウスに住んだことがないとイメージが難しいでしょう。

今回は、シェアハウスの洗濯における、ルールや注意点、トラブルが起こった時の対処法を紹介します。
シェアハウスの入居を検討している方は参考になさってください。

シェアハウスでの洗濯の特徴は?

シェアハウスでの洗濯は、複数人で洗濯機をシェアするため、やり方やルールに特徴があります。
以下に、その内容をまとめました。

特徴①洗濯は自分の分のみ行う

シェアハウスは、様々な業務を分担で行うことが多いですが、プライベートな衣類の洗濯に関しては基本的に自身で行います。
下着類等、人に触られたくないものがありますので、それぞれ自分の番に洗濯機で回します。

特徴②洗濯機の種類と台数

洗濯機の種類はシェアハウスによっていくつか違いがあります。

一般的な全自動のもの、洗濯機+乾燥機、コインランドリー

などがあります。

台数についてもシェアハウスによって変わりますが、大体目安として入居者5人~10人に1台くらいです。

特徴③洗濯機の持ち込みは不可

これまで使用していた洗濯機を持ち込みたい方もいるかもしれませんが、持ち込み可能なシェアハウスは基本的にはありません。入居者共用として、洗濯機が足りていないようであれば、持ち込み可能な場合もあるかもしれませんので、管理会社に確認をしてみましょう。

特徴④洗濯物はベランダで干す

個人もしくは共用のベランダがシェアハウスについていることが多いです。
共用のベランダの場合は、別の人の持ち物と混ざってしまわないように注意しましょう。

特徴⑤洗剤は自分で用意すること

シェアハウスによっては共用で使えるものもあるようです。ただし、共用スペースに置いてあるからといって、勝手には使わないようにしましょう。

また、一般的に使用してはいけない洗剤はありません。
しかし、シェアハウスごとに独自のルールがあるかもしれないので、入居の際には確認するようにしましょう。

シェアハウスの洗濯ならではのトラブルの原因とは

シェアハウスでの洗濯は、トラブルが起こることもあります。
こちらも、シェアハウスを経験していないと意識しづらいポイントがありますので、それぞれ紹介していきます。

原因①衣類の放置

洗濯中に別のことに気を取られてしまい、つい洗濯が終わっても洗濯機の中に衣類を残してしまうこともあります。

一人暮らしであれば、特に気にすることはありませんが、シェアハウスであれば、あなたの後に洗濯を待っている人がいるかもしれません。待たされた人には、待たせた時間だけ迷惑が掛かってしまうので、洗濯が終わったら迅速に中身を取り出すようにしましょう。

原因②埃の取り忘れ

洗濯の際に出るほこりは、洗濯機を回す回数が少なければ、その分たまる速度も遅くなりますが、一台の洗濯機を複数人が使うとなると、あっという間に埃がたまってしまいます。
気づいた人が片付けるようにすると、いつも決まった人が対応する可能性もあるため、不公平からトラブルの原因となります。

使ったあとに必ず埃を片付けるようにルール化すれば、そういった心配もなくなりますので、入居者全員で、話し合いをしましょう。

原因③洗濯の終わる時間がわからない

次に洗濯したい人が、現在洗濯中の洗濯機の終わる時間がわからないというのもトラブル原因の一つです。これは、洗濯している人が悪いわけではないのですが、無駄に待ちたくないと思う人からすると不快に感じるポイントです。
入居者で話し合い、洗濯の時間シフトをしっかり決めておくか、もしくは洗濯機のそばにボードを用意して置き何時に洗濯が終わるかを可視化しておくと解決できるでしょう。

原因④洗濯の順番

洗濯は早く終わらせたいと感じる人が多いと思います。順番を決めておかずに、「早い人から」「空いている人から」順に、のようにしてしまうと、順番に偏りがでて不公平になってしまいます。
入居者で話し合い、だれもが納得できる公平なルールを作るようにしましょう。

原因⑤深夜の洗濯

深夜に洗濯をすると騒音で迷惑となります。最初から禁止にしているシェアハウスもありますが、仮にルールがなくてもなるべく控えるようにしましょう。どうしても洗濯しなければいけない場合は、確認を取るなどの配慮を忘れてはいけません。

シェアハウスの洗濯のトラブル事例

ここからは、シェアハウスで実際にあったトラブル事例を紹介します。

トラブル事例①共用物の洗濯当番

シェアハウスにはキッチンタオルやトイレのマット・カバーなど、入居者が共用で使うものがある。
これらの洗濯の当番をしっかり決めずに、「気づいた人」が対応するようになった結果、いつも同じ人が洗うようになっていた。何度も続く中で、不満を覚え話し合いの結果、毎週当番を決めるようになった。

トラブル事例②洗濯物の取り忘れ

仕事の都合で、いつも洗濯の順番が最後だったが、しばしば靴下片方のみ等の洗濯物が洗濯機に残っていて、そのたびに持ち主が誰か一人ずつまわって確認をした。1か月続いたところで我慢が限界に達し、取り忘れた洗濯物は専用のBOXに入れるというルールを作った。

シェアハウスの洗濯はルールを明確にすること

シェアハウスの洗濯は、同じ洗濯機を何人もの人が使うことから、適切な時間に対応することや公平な順番、素早い対応などお互いの気遣いが大事です。それでも一人ばかりが我慢していることがあるようであれば、入居者同士で話し合い不満が出ないようルールを考えるようにしましょう。

シェアハウスってイイね!thumb_up

そう思っていただける場所がここにあります